代表からのメッセージ

私達は便利さ、スピード、安心、安全を生み出す機械を創っています。

キョウワは機械を創る会社です。

普段目に触れることはありませんが、私たちが製造した機械が世の中の便利や、安心、安全を生み出しています。

例えばインターネットで買物をする機会が増え、翌日にはお手元に届くスピードは自動倉庫の発展が実現しています。また、手にする食品は全て何らかの形で包まれています。更に時代と共に開封が楽になったり、開封後の保存が容易になったりドンドン進化しています。

それらを実現する機械製造に当社は携わっています。

従業員や、協力していただける方々の幸福を繋げるために。

代表取締役社長 臼田 龍司

1964年の創業当時の会社名は共和裸子製作所という社名でした。
当社は裸子、即ちネジを作る会社からスタートしています。当時の社名である共和とは共に和を重んじて成長するという意味があったようです。私の解釈ですが、和とは仲間であり、日本の良さであると考えています。

社訓である「侍魂」は創業者の後を継いで会社を成長させた2代目の社長が作った言葉です。創業者の姿を見ながら育ち、自身が経営者になって多くの経験を乗越える際に常に心に持っていた言葉であると聞いています。

そして、経営理念は当社が何のために存在しているかという事を示しています。当社は時代の流れに合わせて作るものや技術を成長させ自社の価値を継続させます。常に会社を発展させ、当社で働く従業員や協力していただける方々を幸福に繋げる為に当社は存在しています。

お客様の立場で、価値あるものづくりを。

当社の基本方針に「モノづくりはサービス業である」という考えがあります。例えばいくら自分たちが良いと思うものを作っても、それを欲しいと思う人がいないと、売れません。
当社はモノづくりの技術に加えてお客様の目線でお客様が欲しいと思うものや、お客様の価値を生み出すものを創り出すことを常に考えて活動しています。

今のモノづくりを支える、先人たちの大きな挑戦。

当社は部品を作る会社から機械を作る会社になりました。
車で例えるならタイヤを作る会社が車ごと作る会社に変わったようなものです。部品を作る仕事と、部品を組み合わせて機械を作る仕事は全く違う技術です。
しかし長年かけて従業員と共に大きな壁を乗り越え機械造りを達成した過去があります。その時の創意工夫が今のモノづくりに生きています。

国内から海外、ベトナムへ。リーマンショックをバネに、第二の挑戦。

世界中を震撼させたリーマンショックを機に、このまま国内市場のみではいずれ頭打ちになると判断し、海外進出の決断をしました。何のつてもなく、アジア各国、中国、インドネシア、タイへと飛び、最後に訪れたベトナムが、当社の新しい挑戦の地となりました。ベトナムを選んだ理由は、今となっては、空港に降り立った時のフィーリングが全てだったと思います。紆余曲折を経て設立したキョウワベトナムでは、エンジニアとして本社で働いていたスタッフが代表になり、キョウワの文化や、日本の文化を現地のスタッフに共有し、海を隔てても同じ気持ちで、モノづくりに取り組んでいます。
2019年には、大きな売り上げ目標を達成した為、日本の社員と共にベトナムへの視察旅行を実行しています。現地のキョウワベトナムの従業員と共に合同懇親会が出来たことは大きな思い出です。

柔軟に変化し、世の中に必要とされる機械造りを継続する。

今の世の中は非常に変化が激しくなっています。その変化に遅れないように常に時代の流れに目を向けて、世の中に必要とされる機械造りを継続していきます。また、グローバル展開にも力をいれ、日本と外国の垣根を超え、継続できる事業を展開していきます。今後の人口減少に対応するような、ロボットを利用したモノづくりの自動化も、積極的に取り組むべき優先課題です。

国籍、性別を問わず、活躍できる場であるために。

当社は、関市街から離れた山間部に位置しており、働く人が集まりやすいとは言えない環境にあります。
そこまで毎日通ってくれる従業員、一人一人を大切にしたいと考えています。
女性が、結婚、出産、子育てをしても働きやすい制度や、ベトナム人従業員の家族の雇用の受け皿を準備しました。当社で働きたいと言ってくれる人、誰もが安心して仕事に打ち込める環境を準備するのが、会社の仕事と考えています。

「働きたい会社」を目指して。

世の中には多くの会社があり、仕事内容も多種多様です。自分のやりたい仕事に辿り着くことも難しい状況だと思います。
そんな中、当社ではやりたい仕事の前に、働きたい会社を目指して今後も会社の発展を従業員の幸福に繋げるよう全力で前進していきます。